TEST10/マーターズ
「TEST10」
洋画
アマプラの週末100円レンタルで見た
10日で30万貰える高額治験アルバイトに参加したらえらい目にあう大学生の男の子二人の話
絶対ろくな目に合わないじゃ〜んて思ったら案の定でした。
最初は薬効は明かされないんだけど投与されてるうちにケガをしてもすぐに傷が治ったりし始めて、問い詰めると細胞の再生能力を高める薬を毎日投与されるという実験だということを知らされる。
再生力が上がって生命力が強くなるほど、本来人間が生まれつき持ってるカニバリズムや近親相姦への嫌悪感などが弱まってしまうため、汚いものへの嫌悪感が無くなってしまうらしい。被験者は死んだ動物を食べたりGが大量発生する中でも平気になったりしていく。
主人公の片割れは抵抗して逃げようと試みるんだけど他の被験者はお金も欲しいし無抵抗。
そんな中博士が実験結果を急いて薬の量を増やしてしまい、中毒症状が出てみんな自失し中毒患者みたいに薬を求めるようになってしまう。
被験者は薬を求めて暴走し始めてしまい、博士も被験者に殺されてしまって最終的には実験をさせてた大元の機関に全員殺されて実験自体無かったことにされてしまう…みたいなバッドエンド?というかあんまりスッキリはしない終わり方だった。
この実験2回目〜みたいな奴もいたのに今回でいきなり心神喪失しておかしくなってしまったのはやっぱり薬の量増やしてしまったからなのかなぁ よく生きて出て来れたな?みたいな頭のおかしくなりようだった。今までは解毒薬がうまく効いてたのかな…
人を襲って臓物を食べる理由もよく分かんなかった… お腹すいてたのかな…
あと再生能力が強くなりすぎて、体内に残った銃弾を取ろうとしてもメスを入れるたびに傷口が閉じてしまい助けられず死んでしまった女の子がいたんだけど、これなんか他の作品でも見た気がする。
最初はワクワクしたけどだんだんゾンビホラーになってしまってイマイチ。
「マーターズ」
洋画
アマプラで見た
少女の頃に誘拐され虐待を受けた女性が、復讐の為犯人を殺しにいく話。…と言ったらわりと映画ではよくある話なんだけど、この主人公が受けた虐待は愉快犯や猟奇犯罪者によるものではなく、とあるカルト集団が拷問に耐えられる人間を探すためにやっていた。っていうのが意外で面白かったな。
普通の人間じゃ耐えられないような拷問に耐えた人間は最後に何かを見ている。それが知りたくて誘拐して来た人間に拷問をしてるんだけど、この主人公の女性は肉体的にも精神的にも強くてカルト教団に理想の人間だったらしくて、復讐として帰って来たのをこれ幸いに捕まえてまた拷問に〜〜。最終的には教団の人間を殺しつつ主人公の女の子二人も死んでしまうんだけど、そんなに後味悪くも感じなかったかな。
ただ出だしが主人公の女の子が保護されて施設で友達が出来るところから始まって結構長いので(ここでこの女の子二人の友情を描いておかなきゃだったんだと思うけど)、復讐する家に乗り込むまでも長いし乗り込んでから友達が宥めに来るまでも長いし、友達が施設の人から主人公のこと聞かれてたから監視対象なのかな?と思ってたけど違うし、後半の真相が分かってからは面白いんだけどそれまでがキツくて見るのやめそうになった。
ゴア描写目当てに見るにしてはぬるめかなぁ。
ゴアというか拷問系で最近一番きつかったのは妻夫木聡の「スマグラー」